この前行ったバイト先に顔ヤクザ選手権のシード選手いた。

最近よく行っているバイト先の倉庫に、スキンヘッドの人がいて。

 

朝の朝礼のときとかはその人の仕切りで始まるので、まあまあ偉い人らしいのだが、普段ヘルメットにマスクをしていて、顔がほとんど見えない。目だけが見えるだけ。

 

そんで、仕事の指示はテキパキとしてるし、間違えたら注意はされるけど、まあそんな怒られるとかはなくて。

 

他の人に対しても怒ったりとかはなくて、まあ普通に仕事ができるしっかりした人、普通の人なんだろうな、と思っていた。

 

ここで皆さんに質問ですが、あなたの周りには癇癪持ちの人はいますか?

 

癇癪持ち。それは沸点が低いというか、瞬間湯沸かし器というか、とにかくイラついてからキレるまでが音速の人のことです。

 

そしてその怒りを隠そうとせずにぶちまける人。そんな人に対して「あの人は癇癪持ちだ。」というような使い方をしますね。

 

そして、先ほど紹介したスキンヘッドの人。その人がまさに癇癪持ちでした。「あの人はスキンヘッドのくせに癇癪持ちだ。」

 

まあ僕が見ている限りでは、人に対して当たっていたわけではないのですが、物に対するあたりがすごい。

 

なにか社内的なトラブルみたいなので、厄介ごとが降って来た(らしい)ときなどは、いきなり「ッざけてんじゃねーよ!!マジでよー!このクソがぁ!!」って大声で言う。

 

その人はリフトの運転手なんですが、リフトのバッテリー交換の時にも「っっだから、ちゃんとやれよ!クソがぁ!!」って叫んでバッテリーを殴る蹴る。

 

バッテリーは何も悪くないのに。

 

あれ、なんなんでしょうね。いや、仕事でイラつくことがあるのはわかりますが、それを人がたくさんいるところで大声出して発散するっていう発想がすごい。

 

なぜ周りを無駄に威嚇したいのか。周りを萎縮させて何がしたいのか。

 

怒っている人のエネルギーは、周りの人も不快に感じることが多いと思う。同じ部屋にイライラしてる人がいたら、自分までイライラしてくる。

 

だからこの際注意してやろうかと思ったんですよ。ほら、僕そういう人ほっとけない人じゃないですかあ?(はあ?)

 

「怒るのは勝手だけど、周りの人が不快な気分になるから、大声を出したり、物に当たったりするのはやめたほうがいいですよ。」って、言ってやろうかと思ったんですよ。ほら、僕高校では生徒会だったじゃないですかあ?(嘘です)

 

なので、いつ言ってやろうか、どういう風に言ってやろうかな、やっぱり2人きりの時かな、なんてタイミングを伺ってたんですけど、この前帰りがけに軽く声をかけられておしゃべりする機会がありまして、その時に初めてその人の顔全体を見たんですが、注意する気力は秒で失せました。

 

むしろこの人には一生逆らわないようにしようって思いました。もうね、完全に顔がヤクザ。顔ヤクザ選手権とかあったら第3シードとかよ。去年ベスト4で今年は優勝候補のやつよ。

 

そんで仕事の疲れからか、目が血走ってるの。もうね、顔ヤクザの人が目が血走ってるの見るのはね、任侠映画ぐらいだからね、普通は。

 

その人の顔見た瞬間「あ、刺される。」って思ったもんね。たぶんあの人は目の前でナイフ出されても顔色ひとつ変えないタイプのヤクザですよ。逆らったらダメ、絶対。

 

むしろあの顔であんなにブチ切れてたなんて、普通に怖すぎてオシッコちびりそう。ヤクザキレるのダメ、絶対。

 

何が言いたかったかというと、「怒りを露わにして周りに不快な思いをさせるのは良くないけどヤクザなら可☆」ってことです。

 

現場からは以上です。