君は「バクマン。」という漫画をもう読んだか。

「バクマン。」って漫画読んだことありますか?

 

読んだことのない人のためにざっくり説明すると、漫画家になりたい二人が「ストーリー」と「絵」を役割分担して、ジャンプでの連載を目指すっていう話。

 

だいぶ前に一回読んで、今最近また読み直しているんだけど、やっぱり面白い。漫画の絵が「ヒカルの碁」で有名な小畑さん。原作が大場つぐみさんっていう、そう!デスノートと同じコンビの漫画なわけですよ。

 

何が面白いって、そりゃそうだよなって感じなんだけど、漫画家が漫画家になりたいやつのことを書いているから、そりゃ詳細が詳しい詳しいw

 

これを読めば連載漫画家という職業がどんなものなのかわかるし、ジャンプってどんなものなのかもわかると思う。結局そういう、ただ笑える、面白いだけじゃなくて、いろんな業界の勉強になるのが漫画のいいところだよね。

 

ストーリーは、漫画家という夢を叶えるために頑張る青年の話で、まあよくある設定ではあるんだけど、気持ちいいのはその夢の叶え方。

 

努力と根性。圧倒的な時間の投資、全てをそれに注ぎ込む覚悟。

 

夢を叶えたいなら、他の人より圧倒的に努力すればいいよっていう。根性を目の前に突きつけてくる感じがいい。

 

これもよくある話だとは思うわけ。結局、孫悟空が強くなったのは、亀仙人のところで死にそうになりながら修行したからで、ルフィが強くなったのもレイリーの元で修行したからで、ナルトが強いのも、幕の内一歩が強いのも、範馬刃牙が強いのも、全部普通の人じゃ絶対に耐えられない、厳しい修行を耐え抜いてきたからなわけ。

 

でも、こういう漫画の王道をいくバトル漫画で共通するのは、あまりに「浮世離れ」してるってこと。どんなに頑張ってもかめはめ波打てないし、覇気は使えないし、忍法も無理。使えるようになってる自分を想像できない。

 

幕の内一歩は、その点でいうともう少しリアルな話になってくるけど、ボクサー、、、ってなるし、範馬刃牙に関してはもうあれだよね、ちょっとしたファンタジー。いや、親子ゲンカて!ってなる。

 

でもバクマンが面白いのは、普通の男の子が誰にでもできる努力をすることで結果を出していく姿が描かれているからだと思う。

 

特別な技術はない。子ども頃から漫画が描くのが好きで、ちょっと人よりうまいから、そこにリソースをつぎ込んで、そいつで食っていけるようになろうっていう。

 

誰でも一つはある、自分の得意なことに全精力を傾けて、プロになっちゃえばいいんじゃねっていう。

 

そのためには、本当にクソみたいに努力するしかないんじゃないのって。明確に示してくれる感じの漫画、それがバクマンである。

 

こういう漫画は貴重だ。モチベーション維持にすごく使えると思う。ブルージャイアントもそんな感じの漫画。すごいモチベ上がる、貴重な漫画。

 

結局夢を達成するためには、自分のやりたいようにやるには、突き詰めて死ぬほどそこに時間使いまくればいいんじゃねえのって話。

 

好きなことだけやってればいいんじゃねえのって話。

 

努力と根性って、悪いイメージを持ってる人も多いかと思うんだけど(古き良き時代の産物的な)でもやっぱり一目置かれる人っていうのは、努力してるよな。

 

俺も、もっと毎日遊ぼうと思います(え?)

 

現場からは以上です。