引越しを考えているのだが、なぜシェアハウスから出たいのかを書く。
僕は今、シェアハウスに住んでいる。
横浜にあるシェアハウスで、リビング・キッチン・トイレ・シャワールームをシェアするタイプのシェアハウスだ。
部屋はそれぞれの個人でワンルームあり、ドアにはダイヤル式の鍵が付いている。
学生の頃に留学していたオーストラリアではシェアが当たり前だったため(お金がないから一人暮らしは論外だった)、シェアハウスというものに対しては抵抗がないタイプの人間に育った。
シェアハウスの良い点は、ざっくりいうと一点に集約される。
『安い』
これである。
世間一般でシェアハウスというと、「おしゃれ」「モダン」「シェアしている人たちとのパーティー」「隣近所との交流」「出会い」「恋」「愛」「そして結婚、、」となるのかもしれない。
しかし私が現在居住しているシェアハウスはそういった類のものではない。
『圧倒的コスパ』
これだけを求めた人たちが集まった、愚民の巣窟である(言い過ぎ)
「シェアハウスに住んでいる」というと、「えー、風呂とかトイレ共同って嫌じゃないの?私なら絶対無理だなー」って言われる。
それに対する私の返答は、こうである。
「いや、そりゃ共同より専用がいいよ?でも安いんだもん」
こんなことを聞かれることも多い。
「周りの人とか気つかわない?音とか気になりそう〜」
そんなコメントに対する私の返答はこうだ。
「いや、そりゃ気つかうよ?音も気になるよ?でも安いんだもん」
つまり結論、何を優先とするかによっての取捨選択である。
安い、圧倒的に安い。コストが安い、コスパの神、コストパフォーマンスのメッカ。
それがシェアハウスである。
特に今回のシェアハウスは安い。
ぶっちゃけていうと月額4万円である、4万円コミコミ。
ネットもコミ、水光熱コミ、管理費コミ、なんと消費税もコミである。
さらには敷金礼金もなし、今考えると、「これは現代に蘇った駆け込み寺なのではないか」と思うほどに、コストパフォーマンスが良い。
保証人不要、本人証明は免許証の提示のみ。
今考えるとすごいシステムだ、信用経済を絵に描いたような、最先端タクティクスなシェアハウス。
そんなシェアハウスに引っ越して、もうすぐ8ヶ月ほどがたつ。
正直なところ、8ヶ月前はピンチだった。仕事も辞めてて、定職にもつかず(今もだけど)、日雇いのバイトで食いつなぐ日々、、
精神的にも、肉体的にも、そろそろ八門遁甲を開かないといけないのかな、、なんて思っていた時期である。
そんな時に訪れたシェアハウスという概念は、私のことを助けてくれました。
そんな時を経て、現在の自分。
直近の最も大きな課題が「お金」ではなく、「どう生きるか」にシフトしてきた今。
今こそ引っ越すべきだと、私は思うわけです。
次のステージに進む時がきたようだ、と。
現状のシェアハウスにめちゃくちゃ不満があるっていうわけではないんですが、何点か問題があるんですね。
まず一つは、狭すぎて全然勉強する気にならないこと。
そもそも机がない、机っていう概念がない。
狭いからなんとなく勉強する気になれない。
机のあるしっかりした部屋で勉強したい、これ、全学生の願いアルネ。
カフェとか、ファミレスで勉強すればよくね?っていう考えもあると思う、むしろ私は以前からこっち派の考え方だったんです。
家で勉強するより、周りに人がいた方がサボりにくいし、どんな場所でも机が手に入るし、家にコストかけるぐらいなら毎日のコーヒー代として予算をとった方が、いろんなところで自由に勉強できるじゃないかと。
そんな考えを持って生活してきた今、結論だけ申し上げますね。
「家でちゃんと机で勉強した方が、絶対に頭に入る。」
以上です。
そんなわけで、机を置いてきちんと勉強できるスペースが欲しいと思ったわけです。
次に、友達を呼べない、これです。
シェアハウスだから友達を気軽に呼ぶことができない。
狭いし、喋ってたら結構響くだろうし、そもそも立場を変えて考えてみても、同じシャアハウスの奴が友達呼んで部屋で騒いでたらイラっとするだろうなって。
あとすごい濁していってますけど、もっと簡潔にいうと女の子を連れ込めない。
じゃあこの8ヶ月間で女の子を連れ込む、連れ込めるようなタイミングがあったんですか?って言われると、本当にそれはもう本当に、って感じなんですが、とにかく連れ込むことができない。
きっとこれはシェアハウスのせいだ。
全部シェアハウスのせいだ。
私が女の子とそういう関係性になっていないのは、すべてシェアハウスのせいだ。
そう思い込まないことには、普通の精神状態を保てない。
引っ越せばすべて解決するはずである。引越しこそが全てを解決する手立てなのである。
これは、議論をすり替え、自分の問題点から逃避する、ダメなやつのとる典型的な行為である、それは重々承知している。
しかし、そう思い込まないことには、精神の安定を保てない。
保てないのだ。
そして第3の理由となるのは、いろいろ不便、これである。
ざっくりとまとめすぎているので、ある程度説明すると、
・現在の職場から約1時間かかる通勤
・宅配ボックスがないからアマゾン頼みづらい
・サウナが遠い
・コインランドリーが近くにない
・駅がターミナル駅から離れているため、連れ込むのが辛い←new!!
こういったことになる。
逆にこの内容を加味して、新しい部屋を探していくことができる。
すでに条件は出揃った。
簡単にまとめると条件は、
・職場から近い(理想は徒歩)
・ターミナル駅最寄り、またはそこからタクシーワンメーター
・サウナが近い
・ランドリー近い
・宅配ボックスあり
以上である。
これ以上でもこれ以下でもない。
この条件によって、新しく住む場所を探していきたい。
すでに2018年、新しいプロジェクトは動き出している。
その動きに合わせられるように、動きやすいところに引っ越していきたい。
今年は、ブーストをかけていくのだ。
現場からは以上です。