風邪気味のときの対処法。。〜本田幼児の場合、地獄の業火、ニンニク編〜
皆さんは「風邪気味かな?」って思ったとき、どうしていますか?
風邪気味のときって、なんとなくわかりますよね。
寒気がしたり、身体がダルかったり、ちょっと熱っぽかったり、鼻水が止まらなかったり、気になるあの子からラインが返ってこなかったり。
あれ?もしかしたら、風邪気味かな?体調悪いのかな?それとも、心が風邪気味なのかな?って。
そんなとき、あると思います。突然風邪でぶっ倒れるってあんまりないですよね。もう20年以上、生き抜いて来ているんだから。この身体とこの色で。
皆さんも、今まで何にもいいことのない人生だったかもしれませんが、風邪気味のときの対処法みたいなものはあるでしょう。
本当に、クソみたいな人生だったかもしれませんが、風邪気味のときにやる行動みたいなものはあるはずです。
何を隠そう、私もあるんです。私なりの風邪対策ってやつが。
今回は今まで私が生きてきて、実際に試してみた風邪気味対策を紹介します。その、第一弾です。
実践と検証に基づくデータとなりますので、きっとあなたのようなゴミみたいな人生を送ってきた方にも役立つはずです。
みんなで一緒に見ていきましょう。
<風邪気味対策①>
ニンニクを食べる。
まずはこれです。とりあえずニンニク。
あ、風邪気味かな?と思ったら、その足で焼肉屋に向かいましょう。
一切のやっていたことを放り出して、焼肉屋に直行しましょう。
仕事中だろうと、なんだろうと、関係ありません。いや、関係あらしまへん。
全部放り投げて、焼肉屋に向うてもろてかましまへん。行きまひょ、焼肉屋に、行きまひょ。
ほんで店に入るやいなや「ニンニクーっ!!」と叫んでもうたらよろし。
最高なんは店入る前から叫び始めることでっせ。
「ニン」ぐらいはもう店の暖簾の外で言うてもろてかましまへん。それぐらいの気持ちが大事っちゅうことですわ。
ほんで、店入りながら「ニンニクーっ!!」を終わらしてもろたら結構だす。たぶん、店側には「、、ンニクーっ!!」って聞こえとるはずや。
ほしたら普通焼肉屋やったら「はい喜んでー!」って言わはるはずやから、ほしたら安心してテーブルでまっとったらよろし。
べっぴんの店員さんに出してもろたアツシボでおでこまで拭いといたらよろし。
ほんで最後、アツシボ目の上に乗せて、上向きながら「ああぁあぁぁー!!」って言うたらええがな。
自分も正社員なら、恥ずかしがらんと「あぁあぁああぁぁぁ!」いうてもうたらええねん。
ほしたら自分も、立派な、正社員ですわ。ほんま、しょーもない。
言うてる間に、ニンニクが運ばれてきまっさ。
「はい、ニンニクー!喜んでー!」いうて、運ばれてきますさかいに。
ほんならおもむろに「これこれ♪」言いながらニンニクを焼いたらよろし。
ここでいっちゃん大切なんは「これこれ♪」っていうことですわ。
これ言うと言わんとではほんま全然ちゃうから。いや、これほんまし(ほんまの話)
ほんで焼肉屋のニンニクいうたらホイル焼きが相場や。
だいたいニンニクがオイルまみれになって、ホイルにアホみたいに包まれて運ばれてきよる。ほんま、しょーもない。
せやからホイルごと網に載せる前に、一回覗き込んであげて「これこれ♪」いうてあげることが大切やねん。
ほしたらニンニク側の気持ちも高まるっちゅうこっちゃ。ウィンウィンですわ、焼肉だけに。
ほんで網の上に乗せて、焼き焦がれていくニンニクを観といたったらええ。その生き様を、目に焼き付けたったらええ。
堪忍やで〜いうたったらええわ。ほしたらニンニクも気がまぎれるっちゅう話や。
ほんで、ええ感じにニンニクがきつね色に変わってきたら、もうなにも考えんと、夢中でほうばったったらええ。
もうそこまでいってんのに、堪忍やで〜とか言われても、ニンニクとしても、どないしたらええねんっちゅう話やから。
そこはもう、全てほっぽり出して、夢中でほうばったったらええ。
ほしたらニンニクも、もうどうにでもしたってくれいうて、観念しはるわ。
その方がお互いにとってええねん。ウィンウィンですわ、焼肉だけに。
ほんで食うとったら、あーら不思議。ニンニクってうまいうまい言うけど、ニンニク単体で食べてもそんなうまいもんでもないなあって気づくはずや。
他の料理と組み合わさって始めて、ニンニクって効果を発揮するもんなんやなあって。
そこで改めて感じるはずや、料理の凄さってやつを。
ほしたらもう何もいうことないわ。もうワシから自分らに言うことは何にもないわ。
あとは自分なりのニンニクってやつを、探していったらええ。
まだ若いんやから、焦ることはないで。じっくり、ゆっくり探していったらええ。
あとほんまに気いつけて欲しいんは、次の日の放屁の臭さや。
ほんまエゲツないで、ニンニク死ぬほど食うた次の日の放屁は。
特に車を運転する人はほんま気をつけた方がええ。死人出てまうレベルや。これが放屁かーいうて。
車という密室空間において、ニンニクが猛り狂ってる内臓からほとばしる放屁と言う名のパトスは、人5人殺せるレベルや。
ニンニクは漢字で書くと、「人煮苦」いうぐらいやから、業火に煮られてるほどの苦しみっちゅうこっちゃ。
「焼かれるよりマシやん」思いはったそこのあんさん、煮られるのナメたあかん。
焼かれる方がよっぽどマシや。「煮る苦しみは、産む苦しみや」言うてはった昔の偉い人もおったわ。たしか、やしきたかじんやったかな。
ほんまそういうこっちゃ。気い付けや、ほんま、ウィンウィンやで。
ということで、なぜか途中から関西弁になってしまったけれど、風邪気味の時はニンニクを食うてみたらよろし。
この「ニンニク業火の計」にひとつ問題があるとすれば、そんな治らんってことや。
あんまり風邪気味に効果はないと思うわ。
ただただ、翌日の放屁に地獄の苦しみを感じることになるわ。
それでもええんやったら、試してみたらええわ。
責任は一切とらん。苦情もお断りや、焼肉だけに。
現場からは以上やわ。