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【映画評】脊髄に伝わるこの衝撃、、最高かよ、、「夜は短し歩けよ乙女」

夜は短し歩けよ乙女」を観に行った話をしてもいいですか?

 

 

本当に簡潔に言わせていただくと、最高でした。最高の一言、二文字。こんなに最高な気分になったのは、10年前にフロリダでヘロインをキメたとき以来でした。(嘘ですよ)

 

夜は短し歩けよ乙女」のことをよく知らない人もいらっしゃるかもしれませんので、ここで説明しようかとも思ったのですが、まあ作品自体のことを僕が説明する必要はなくて、PVというか予告編みたいな動画が観れるので内容知らない人はそれを観てくださいと。

 

 

僕って、映画も漫画も大好きだけど、アニメは見れない人じゃないですかあ(知らねえよ) そんな僕が最後まで観たアニメやアニメ映画は数えるほどしかないのですが、湯浅政明監督のアニメは最高に好きなんですよね。「夜は短し」の監督さんなんですけどね。

 

湯浅監督といえば、やはり代表作は「マインドゲーム」「四畳半神話大系」、さらにこの五月に公開となる「夜明けを告げるルーのうた」などがあるでしょうか。これも五月公開なんですけど、本当に楽しみでしょうがないですね。湯浅監督、生まれてきてくれてありがとう。

 

特に今回の映画は原作者が同じ「森見登美彦」なだけあって「四畳半神話体系」と同じキャラがたくさん出てきて最高によかったですね。僕は「夜は短し」の方は、原作の小説を読んで25Pぐらいで諦めた口だったのですが、しかし映画は最高に楽しめました。逆に「四畳半大好きでそれでいて夜は短しをあんまり読んでいないぐらいの知識の僕が、世界で一番この作品を楽しめた人間なんじゃないか」なんてことも考えていました。ええ、そうです、興奮しています。

 

久しぶりに映画が終わった後に、映画館で「ズドーン!!」ってなった映画でした。ブログ書くんだったら感情を言語化しないといけないと思うのですが、こればっかりは表現のしようがありません。「ズドーン!!」です。

 

最高でした。特にめちゃくちゃ笑ったのが、ゲリラ演劇のところ。マジで最高かよ、脚本家天才かよ。しっかり笑える作品ってなかなかない、近年では「ズートピア」ぐらいっすよ。

 

とにかく四畳半を観てから観て欲しいということしかいえないぐらいキャラがかぶってます。懐かしいキャラがいっぱい出てきます。いやむしろ、先にこっち観てから四畳半いっても最高に楽しいかもしれない。四畳半行ってから、再度「夜は短し」行ってさらにそっからもう一回四畳半行くのでも最高かも、そんでもう一回夜は短し行ってハアハアハア

 

とにかくキャラだったり設定だったり、いろんな部分で被ってるところがあって、それを探し出すだけでも最高、何回でも見れそう。もちろんそういった脚本だけじゃなく、映像もさすがの一言でしたね。何というか、湯浅監督の作品は味があるよね。「ただ綺麗な映像」じゃなくて、何というか「心に記念写真しときたい映像」っていうのかな、何というのかな。とても印象に残るビジュアルで、湯浅監督の作品は、観てて一発でわかるものが多い気がします。

 

内容に心残るものがあったかというと、そんなことはないです。結局一体なんの話だったのか。得られた教訓は何か、特にないね、むしろそんなものは必要ないね。映画だったりドラマだったり、本でも漫画でも何でもそうだけど「作品を消化することで何か得られる」というのを楽しみの一つとしているタイプの人間(僕のことね)に対して「今そのものを楽しめるだけでいいじゃないか」と、脊髄に衝撃を与えてくれるような、そんな作品だったと思いますね、僕は、ええ。

 

つまり、この映画によって何か教訓が得られたとか、最新アニメの映像を観ておこうとか、話題だから見ようとか、ネタのために観ておこうとか、そういうの全部無視していい。ただ観たいから観る。最高に楽しいから観る。「観てるだけで最高に今を楽しめる」という感覚。普段映画を観ていて、滅多に感じることのない「今この瞬間を楽しむ」という感覚。それをバシッと、脳髄にまでドカンと知らしめてくれる作品でした。うまく言えないけど「ズドーン!!」なんです。

 

ぜひ観てください。映画館で観てみてください。何というか評論にさえなっていないけど、説明なんて必要ない。ほんと、最高かよ。

 

 

現場からは以上です。